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人生のためになる言葉があったりなかったり。
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ヤバイ場面を見ちまった。
俺の知ってるそのヒトは、金持ちそうな上品そうな、でもヤバイ匂いをプンプンさせてる男達と、良くないホテルに入っていった。
入っていく瞬間に、目があって、俺を見た、その視線には驚きが含まれていた。

3年で学年首位の先輩。

見かけた場所が悪すぎる。


- XXX -


昼休みの屋上に顔を出すと、案の定、アノ先輩がそこにいた。
別に呼び出されたわけでも、呼び出したわけでもないけれど、つまりはこのヒトがココにいること自体が、昨夜目にした光景は間違いではなかったのだと、俺に確信を与える。
このヒトは、よく一人で屋上にいて、昼休み以外でも、見かけるから、前々から気になってはいた。
サボってるから不良かと思ってたら、学年の首席で、学校では優等生だった。

「あっ・・・あんたさ、あいつらとあんな場所でなにしてたんだ?」

直球で質問すると

「そんなお前は“あんな場所”で何してたんだよ。」
「・・・・・」
「後ろ暗ぇのは同じだな・・だったら。人のことにごちゃごちゃ口、つっこむんじゃねぇよ。お前のしったこっちゃねぇだろ」

バッサリと切り捨てるような口調を聞き、腹が立つよりも、紙パックのジュースに挿した、ストローに吸いついている唇に目が吸い寄せられる。

「・・・なぁ、お互い後ろ暗いカンジ?だったらよ、お互いのために黙ってようぜ。コレは口止め料な?」

そう言うと、突然、ズボンのチャックに手をかけて、慣れた手付きで、俺の雄をボクサー越しに撫でさする。

「ちょっ・・・!!おい!!俺はそんなつもりじゃ・・・」
「じゃあ、どんなつもりだ?」

そう問われると、どんなつもりも、こんなつもりも、ただ気になっただけで

「・・・」

答えられず煩悶していると、いつの間にかボクサーもずらされて、俺の雄は外気に晒され、先輩の舌が絡みついていた。

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