桃色破面についての考察。

ザエについて語る。
グランツ兄弟については、随分以前にも考察したのですが、基本的には、ウチでは“双子”という設定です。
ザエに関して考えてみると、この人（笑）は凄くお兄さんが好きで、しかも（容姿も破面としての能力も）色々とコンプレックスの固まりなので、俺様最高！！俺様最強！！な嬢が羨ましくて、そして憎くてたまらないワケですよ。（斬魄刀の能力は「金色疋掻地蔵」のような鬼道系かな？）
イールもやはり破面なので、力を求めるし、本来は猛々しい性格なワケですが（だって牛だよ！？ザエは羊希望）、嬢のことは可愛いというか？愛しいというか？
ただ、それは燃えあがるような恋の炎というのではなく、テンションの低い濡れ系とでも言いましょうか・・・＆十五という数字から見て、相当早くに破面に生まれ変わってるから、正にお兄さん的ポジションに立って、大切にしている感じ。
でも、ソレは本来全部自分に向けられるべき感情だと、ザエは思ってるのですよ。
でも、愛して欲しい、優しくして欲しい、って素直に認められないし、言えない。
嬢は八割方本能で生きてるから（後の二割は気分）、「好きなものは好きだからしょうがない！！」みたいな感じで、イールを自分の側に置くために、フラシオンにするのにも躊躇いはない。
イールも「クソ面倒なことだ」と思いつつ、強くて、でも幼い嬢の暴走しがちな行動を、上手に軌道修正したり？あるいは煽ったり（笑）。
長男は苦労するよ・・・みたいな感じでしょうか？
（但し、本当の長男はシャウロンのハズ）
ザエはお兄ちゃんのことをカス呼ばわりしていますが、本当は自分のフラシオンにしたかったんじゃないのかな？
でも、自分のフラシオンにする前に、嬢に横からかっさらわれた！！
嬢が六刃で自分より位が上だから、奪い返すことも出来ず、しかもイールは「クソ面倒くさい」なんて言いつつも、しっかり側にいて、いつの間にやら、夜も一緒にすごしていて、益々自分のところから足が遠のいていくのをどうすることもできない。
（まるで源氏の夜離れを恨む六条御息所ですな。怨念が宮に渦巻いていますよ！！）
第八宮には、お兄ちゃんのための部屋がちゃんと用意されているハズ。
蟲を仕込んでいるのも（いったいどうやって、どこに仕込んでいるのか・・・）、情報を運ぶ器というよりも、本当はお兄ちゃんのことを全て知っていたいからで、要するにストーカーです。
そしてソレを見て、自慰をしてます。
ザエは普通のＳ●Ｘじゃダメなの。
っていうか、病的な極度の潔癖性で、生身の身体は触れないから、死体とか蟲とかが好き。
触るのはもちろん？触られるのはもっとダメで、でも唯一直接触れられるのも、触れて良いのも、お兄ちゃんだけなの（ブラコンなんて可愛いモンじゃありません。偏執狂です。）。
イールは別にザエは嫌いじゃない。
年長者の余裕？というか、自分より上位でも、弟だから。
イールに頼まれて、虚圏で咲く薔薇を作ったのもザエ。
イールが頼めば、青い薔薇だって作ったんだろうと思う。
因みに、薔薇の世話は本当はうんと下位の破面がやってる（ヤミーの傷を回復させてたコのような？）。
イールは愛でてるだけ。
だって王子だから！！
んでもって、嬢と係わりあう前は、ザエ以外の他の破面には特に関心を持ってない。
愛想はいいけど、存外冷たいというか、個人主義の人（笑）。
だから自分への好意に対して意外と鈍い。
イール以外のフラシオンは、自分から志願して嬢のフラシオンになってる。
嬢の強さと、幼さに、庇護欲を掻き立てられたのか（シャウロン）、自分が従うのに相応しいと見極めたのか（エドラド）、その辺はそれぞれ。
（ディ・ロイなんかはフラシオンとは違うンじゃないかな？「連れて行ってくれとせがんだから、連れてきた」みたいなこと言ってたし？）
多分、ザエは自我が肥大化し過ぎていて、ソレは破面にとっては必要なことなんだけど、行きすぎて、まともなコミュニケーションを図ることができない。
引きこもりの研究オタクになっちゃってる。
人望もない（哀）。
だから、フラシオンも自作。
そしてザエのテーマソングは「EYES LOVE YOU」

今のトコロはこんな感じかな？
ところで
ザエのアレって眼鏡じゃなくて仮面だって・・・ホント？
って言うか、破面の仮面って取り外しできるのか？
クソッ！！早く２８巻出てくれ！！

イーグリ←ザエで、ヨン様とか要ちゃんとかギンちゃんとかが絡むことになるはずでした。
他の破面の人達（笑）も。
（ハルベリ様というのはアノ下乳がはみ出している御方のコトなのでしょうか？
そんでもってハマグリって・・・？？？）