人生のためになる言葉があったりなかったり。
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ミステリーや!!
***
↓どうッスかね?
時々
“浦一”書きたくなるんスよ。
***
***
↓どうッスかね?
時々
“浦一”書きたくなるんスよ。
***
「虚圏旅行、ご手配しましょうか?」
-恋とか愛とか-
ホイホイとついてくる。
どうしてこんなに簡単に自分を信じるのか、喜助は、逆に不信を感じるが
(そういう性分なんでしょうかねぇ?)
一心の息子。
心血だとは認識していたが、逆にソレだけだった。
(ソレだけだと思ってたンですけどねぇ)
ジンタやウルルのように、自分が作り出した生命体はそれなりに可愛いが、だか“それなり”でしかないのに、一体余所で生まれた命に何をそんなに、執着するのかと言えば、ソレが分からないから、執着する。
愛情
恋慕
他者を恋い慕う気持ちを、喜助は感じたことが無かった。
大切に想う存在がなかったわけではないが、自分以外の誰かを、自分の目的を遂げる為の、道具くらいにしか、考えていなかった。
***
「浦原さんのは大体、いつもこうだよ!」
虚圏に飛び込んだ瞬間、小生意気な口調で、分かったような口をきく。
その小生意気さが、愛おしくすら感じられるのが、自身でも不思議だ。
それ相応の自意識はあり、だからこそ、許し難い事態に、尸魂界を飛び出したのだ。
(ただ自由になりたかっただけかも、知れませんがねぇ)
自省することもないわけではないが。
自分がかつて十二番隊の隊長であったことや、技術開発局の初代の局長であったことを知っても
「ふ~ん」
と軽い口調で済ませてしまうのは、現代っ子というものだろうか。
(いやはや、可愛らしくもあるけれどねぇ)
***
かつて
己の野心のために、蛆虫の巣から狩ってきたモノもいる。
ただ役に立てばいいと、そう思って連れてきたのだ。
(今じゃあ立派に尸魂界の死神としてのお役目を果たしているンでしょうがねぇ)
「流石、良く、ご存じで♪」
愛想良く答えると、ニッコリと笑い返してくる、その笑顔に、心苦しい思いが募る。
騙しているのではない。
だが、真実を話さないのは…。
***
全てが終わった、その後も、何かが始まるその前も、腕の中でクッたりと、身を預けてくる、その可愛らしい姿を前に、
(どうして裏切ることなどできるかねぇ)
もう、腹を決めて、喜助は、腕の中の熱を強く抱きしめた。
-恋とか愛とか-
ホイホイとついてくる。
どうしてこんなに簡単に自分を信じるのか、喜助は、逆に不信を感じるが
(そういう性分なんでしょうかねぇ?)
一心の息子。
心血だとは認識していたが、逆にソレだけだった。
(ソレだけだと思ってたンですけどねぇ)
ジンタやウルルのように、自分が作り出した生命体はそれなりに可愛いが、だか“それなり”でしかないのに、一体余所で生まれた命に何をそんなに、執着するのかと言えば、ソレが分からないから、執着する。
愛情
恋慕
他者を恋い慕う気持ちを、喜助は感じたことが無かった。
大切に想う存在がなかったわけではないが、自分以外の誰かを、自分の目的を遂げる為の、道具くらいにしか、考えていなかった。
***
「浦原さんのは大体、いつもこうだよ!」
虚圏に飛び込んだ瞬間、小生意気な口調で、分かったような口をきく。
その小生意気さが、愛おしくすら感じられるのが、自身でも不思議だ。
それ相応の自意識はあり、だからこそ、許し難い事態に、尸魂界を飛び出したのだ。
(ただ自由になりたかっただけかも、知れませんがねぇ)
自省することもないわけではないが。
自分がかつて十二番隊の隊長であったことや、技術開発局の初代の局長であったことを知っても
「ふ~ん」
と軽い口調で済ませてしまうのは、現代っ子というものだろうか。
(いやはや、可愛らしくもあるけれどねぇ)
***
かつて
己の野心のために、蛆虫の巣から狩ってきたモノもいる。
ただ役に立てばいいと、そう思って連れてきたのだ。
(今じゃあ立派に尸魂界の死神としてのお役目を果たしているンでしょうがねぇ)
「流石、良く、ご存じで♪」
愛想良く答えると、ニッコリと笑い返してくる、その笑顔に、心苦しい思いが募る。
騙しているのではない。
だが、真実を話さないのは…。
***
全てが終わった、その後も、何かが始まるその前も、腕の中でクッたりと、身を預けてくる、その可愛らしい姿を前に、
(どうして裏切ることなどできるかねぇ)
もう、腹を決めて、喜助は、腕の中の熱を強く抱きしめた。
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