次号の展開がこんなんだといいなぁ～♪

白がかざした死魄装とその数に懸念を示した、拳西の注意が逸れる。
修兵が羽織の裾を握りしめた拍子に、引っ張られたようだ。
見れば、修兵の顔色は真っ青になっている。

「どうした？」

声をかけると、益々強く羽織の裾を握りしめ

「あっ・・・。」

言葉にならない様子だ。

「隊長、コレは・・・。」
「そうなのか？」

半着の縫い取りを確かめている、六車の一人に拳西が声をかけると、無言で頷いた。

「・・・先遣隊か・・・。」

その場を重苦しい沈黙が支配する。
どうやら、何らかの理由で、彼らもまた、消えてしまったようだ。
ガタガタと、震える修兵に気づき

「おい、何か知ってるのか？」

拳西が尋ねると、唖然とした表情で、パッと手を羽織から離して後ずさり、くるりと反転して逃げ出そうとする、その修兵の首ねっこを捕まえる。
前へ逃げようとする修兵の着物が、ズルズルと脱げかけていく。

「隊長・・・。相手は子供ですよ。」

周りが諫めても

「逃げるな！修兵！！」

名前を呼ばれて、修兵の足が止まる。
するとそこへ

「ねぇー、この子かわいいぃー♪連れて帰ろうよぉ。」

修兵の前に白がしゃがみ込んで、視線を合わせる。

「馬鹿野郎！！犬でも猫でも、好き勝手拾って来やがって。世話するのは誰だと思ってんだ！！」

拳西が白を怒鳴る。

「いや・・・、隊長。ソレは違うンじゃあ・・・？」

怒りどころがオカシイ拳西を、六車達がなだめに入る。

「・・・さっきのオバケ。」

修兵が突然そう言った。

「ああン！？」

ビリビリと響く拳西の声に、ビクリと肩が震え、修兵は俯く。

「さっきのはねぇ、虚って言うンだよ。」

白がにこにこと修兵に声をかけると

「・・・虚・・・。」
「そーだよー。」
「でも・・・。」
「んー・・・、かぁわぁいぃー！！」

白にギュッと抱きしめられて、修兵はジタバタと手足をばたつかせている。

「ヤメロ！！」

拳西に再び首根っこを掴まれて、柔らかな白の胸から引き離されて、息を荒くしながらも、修兵は声を絞り出した。

「さっきのオバケ・・・、虚に・・・、ソレを着てたヤツらがなった。」

！！？

その場に激震が走る。

「どういうことだ？」
「馬鹿な！！」

口々に問われて、修兵は涙目になって、口を閉ざしてしまった。

＊＊＊

なんとか切れ切れに語る、修兵の話しによると、死魄装を着ていた者達の身体が突然崩れ、その後、合体して、虚となって襲いかかってきたのだという。
驚愕と困惑が、その場を支配していた中

「来い。」

拳西は修兵に手を差し出す。

「隊長！！」
「どうするつもりですか？」

六車達の問いに

「連れて帰る。」

拳西は迷いなく答えた。

一瞬迷いを見せた後、おずおずとのばされた、小さな手。


修兵は

拳西の

手をとった

 ***
Ｌが思うに
「六車九番隊」っていうのは
「俺たちは九番隊の隊士だけど、生涯、頭は拳西さんだけじゃー！！」っていう表れだと思うわけです。
そーいうグループがあって、ソレが「六車」というチーム名（ヤンキー？←笑）になって、あの羽織なのかとね？
妄想しすぎかな？

各地でネタバレが始まっているのでドコにも行けない・・・。

今日はトイレの壁紙の張り替えのため、業者さんが来るので、ＬがＷＪを読めるのは夕方か、もしくは明日になりそうです。（よりによってナンデ今日なんだ・・・。）

拍手御礼
「アンソロを楽しみにしてます」・「脱稿おめでとうございます」等、嬉しい言葉をありがとうございます！！
「自画自賛はやめろ！！」と猫たんには叱られたのですが（笑）、凄くクオリティが高くて、Ｌ自身が読むのが楽しみで（×∞）、今からソワソワしています！！

***
↓の「その他」には
「お風呂屋さん（非温泉）に行く話」
「嬢と先輩が放課後コッソリ会ってる話」
「相変わらずな阿花＋りん」
なんていうのもあります。
阿花以外は前後編・・・カナ？

＜アンソロ発行のお知らせ＞

08.5.4 SCC17　にて恋修アンソロジーを発行します。

■タイトル「69, STOCK and TWO WILD DOGS」
＞B5サイズ/FCカバー/134p+FC口絵2p/￥1200

■ スペース：東５ホール　ね５ａ 「荻や萩」（萩野伸介様）
＞LYLA,萩野直参

お知らせが遅くなりましたが、無事発行されます。
共催、執筆参加者様、お疲れさまでした。
オフ活動に不慣れなメンバーで発行を目指し、至らない点も多くご苦労おかけしたと思いますが、その中で素晴らしい作品を寄せていただき、本という形に出来た事をメンバー全員大変嬉しく思っています。
ご協力下さって本当に有り難うございました。
そして告知サイトにリンクを貼って下さった方、応援して下さった恋修好き皆様にも感謝です。
当日、少しでも多くの方にお手に取って頂けたら嬉しい限りです。

参加イベント、アンソロ本内容、通販等の詳細につきましてはアンソロ告知サイトをご覧下さい。
http://www.ogiyahagi.com/anthology/index.htm


***
BLOGを遡るのは読みづらいので
「－犬も喰わない－」は拍手に移行＆完結。

***
と・・・♪♪♪
ココで西の方から携帯にメールが
ええーっ！！
その情報が本当だとしたら・・・
一体ソレは何の（あるいは誰の）ためのサービス！！？
実はもの凄く、神に愛されてるのか？

***
１：
今Lの中では
恋次が十一番隊にいた時代が熱い（笑）ようで
その辺りの恋修を書きたい気持ちです。
・・・っていうか
「書きたい」って言ってる時点で
大体の骨組みみたいなのはあるンだけどね。
２：
「初恋クレイジー」の続き。
う゛～ん・・・。
本誌がこの先どう転がるか分からないから
とりあえず暫定で連載して
どうにもダメなら書き直しとかにしようかと・・・。
もしかして
来週のWJを読んでアレだったら
「初恋クレイジー」は撤去かなぁ？
不安・・・。
３：
オフ用というワケではないのですが
恐らくは日の目を見ないであろうアレ。
アレを書き上げたい！！
４：
今回載せられなかった部分＆番外編。
５：
Cafe de URAHARA
６：
時代モノのアレ
７：
黒崎屋
８：
兄鰤の新シリーズで別部屋
９：
その他

なんか色々
書きたいモノが沢山ある。
ウチは人の気配がないサイトだから
読んでくれている人がいるのか
結構不安なのですが
まぁ
細々と続けて行きます。

チョビット涙がでました・・・。

印刷屋さんから、連絡のメールが来たのを見てホロリと？
本当はLなんか全然泣いていいワケないのですが。
泣いて良いのは、委員の皆様です。
ありがとうございます＆これからもよろしく（えっ！？←笑）


そして
新OPで犬が囲まれて先輩と対峙してたんですけどぉー！！
＆何という良い阿近さん！！

ところで本誌
なんで先代隊長格メンバーのほぼ全員が現世に来てるのかなぁ？
アレか？
シンジは喜助さんに協力して、あるいは協力を受けて、虚化に成功したとかか？
死神の虚化に成功したせいで、尸魂界をおわれたのか？

子兄様が可愛かった♪
子兄様と恋次が同窓だったりすると、どんなカンジなのかなぁ？
下僕のように使われつつも、面倒をみるとか？
そんなカンジかな？

子ギン！！
「おっさんキモイわ。」とか、既にソースケ★に言ってそう（笑）。

熱さえ下がれば・・・。
熱が下がれば動けるようになるハズ。
先輩と嬢を絡ませたいンだよぉー！！
多分？前後編かな・・・。

もうちょっとアニメが進んだら？
別枠扱いで部屋を作って、３６９を書きたいなぁ。

震えております・・・。

恐怖にじゃないよ？
悪寒にです。
喉の腫れが引いたので
「このまま治るかなぁ～」とか思ってたら
昨日の昼過ぎくらいから猛烈な悪寒が！！
耐えきれずに夕方遅くなってから薬屋に行きました。
運転するのが凄く怖かった！！
（気を抜くと目が回る感覚が襲ってくるけど、車以外に足は無い。）
今日も頑張って〒と銀行に行かなければなのですが
その後はもうずっとベッドとトイレの往復のみになりそうです。
・・・っていうか、すでに食べたものは全てリバース状態です。
こんなに体調を崩したのは久々で、自分の喉が切れて血を吐いたのを見て
「血は赤い・・・」とか
バカな感想を持ちました。
吐くと一瞬はラクになるンだケドねぇ・・・。
取り敢えずは寝ます。

拍手御礼

宝●屋様：いつも拍手ありがとうございます。
BLOGの↓は引かれるかと思いましたが、割と好意的に受け止めて頂けて嬉しいです。
風邪が治ったら、続きを書きます。
お体に気を付けて下さいね。

白●様：気に入っていただけて嬉いです。
ずっと「紅い蝋燭を使いたい！！」と思っていたのですよ（笑）。
もう少し落ち着いたら、遊びにいかせていただきますね♪
拍手をありがとうございました。

タマちゃん：拍手ありがとう♪
お互い落ち着いたら（果たして何時になるやら）
また絵チャとかしたいですね。

無記名のメッセージや拍手をありがとうございました♪
とても励みになっています。