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人生のためになる言葉があったりなかったり。
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5時30分
起床し、メッチャ熱いシャワーで酒を抜く。

6時
H野さんと4様も起床。
二人とも何故か凄くあわてていて、特に4様は挨拶もソコソコにそそくさと帰宅(忘れ物等多し←笑)。
残された二人は歯を磨いたり、着替えたり、ちょっとリ●ースしたりと大忙し。

7時
キンコ●ズ田町店でポスターを受け取り。
あまりの美しさに言葉を失う。
そして大崎まで行ってブレイクタイム。
Lがモーニングセットを食べている横で、カフェオレを前に蒼白なH野さん。
曰く
「昨夜の深酒は・・・痛恨なり!!」

8時30分
スペースに到着。
「「あったー!!」」
カバー&本体がちゃんと届いていることに二人で喜びの声を上げる。
H野さんはスペースの設営&ご自分の既刊を受け取りに。
そして始まる・・・。
折々折々。
折々折々。
そうです、カバー折りですよ!!
最初は折り加減がわからず、ちょっとビビッていたのですが、5冊目を折る頃にはコツを掴んで倍速に。
見本誌を作って、カバーの両面が見えるように20冊ほど並べて積んだところで、開始のアナウンスがあったのでパチパチしておきました。
「カバーかけて並べた分が売り切れるといいね」
と言っていたのですが、開始30分程で見る間に山が減り始めてビックリ。
「カバーつけなきゃ!!」と言い合って、二人でカバーつけを再開したけれど、買いに来る方が途切れないので、「ンじゃあ、Lが折るから、H野さんは座って前を向いてて」と、役割分担をし、ここで何故かカバー折りが楽しくなったLは、スペースの椅子を台にして、胡座をかいて地べたに座り、ハンカチを手に・・・
折々折々。
折々折々。
この時がピークで、折った分がどんどん捌けて行ってました。

12時
この間にH野さんのオトモダチが次々と差し入れをくれた上に、アンソロを購入してくれておりました。
この頃、Lもムズムズ(ムラムラ)し始めていて
「ちょっとだけ買い物して来てイイ?」と、ダメとは言わせない口調でH野さんにお願いして、鰤スペを回る。

13時
留守番&売り子をお願いして、2人で挨拶回りに出る。
差し入れのために、前日に購入したマカロンを配っていたら、少々時間がかかって、戻ると
「もう売る本が少ないよ」的なことになっていて、またもや
折々折々。
折々折々。

4様は、御自分のスペースもあるのに何度も様子を見に来てくれて、今後のアドバイスも頂きました。

14時
撤収。
残部は通販のためにL宅へ発送。
バカなLは自分が読むための分も全部オウチに送ってしまいまちた・・・(泣)。
そして、常々邪な想いを抱いていた御方に、勇気を振り絞って
「リンク貼らせていただきたいので、サイトのアドレスを教えて下さい。」
とプロポーズしたところ
「私はサイトは持ってません。オフ活動ONLYなんです。」
と美しく微笑んでいただきました。
残念無念・・・ガフッ(吐血)。

16時
H野さん(東京と大阪の間)とL(道産子)、そして●iroさん(福●県)と宝●屋さん(江戸っ子)で、新宿ルミネのcafe&barにてお茶をしつつ、語る。
「今週号の萌えは仔先輩の泣き顔のコマ」と皆が口を揃える中、L一人が
「余所余所しく呼べ」のコマに一票を投じて、白い目でみられるも
“最大手はトイレ”ということで全員の意見が一致して解散。
そしてH野さんとLはまたもや伊勢丹へ。

18時
西麻布のイタリアンで打ち上げ。
前日&朝のリバ●スのせいで、H野さんは今一の体調。
なので飲みを控えて、恋修について語っていたら・・・3時間!?

22時30分
ホテルに戻って就寝。
でもベッドの中でH野さんは携帯メールを打ち続けていました。

一方のLはベッドの中で「フンドシの本」を楽しみ、構想の後、“男女エロ”を書くことを決意!!


お疲れ様でした!!

***
くり●ね社さんのような可愛い話が書きたいけど、Lが書くなら、東スポで連載されているようなアレな内容になるね。

***
「書きたいものを、書きたいように、書いていい。・・・寧ろ書け!!」
そう言ってくれてありがとう。
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12時45分にH野さんと「青山一丁目」で合流。
スクワットで引き締まった、剥き出しの太股に目が釘付けに。
Lオススメのフレンチレストランで景気づけにシャンパンを一本空ける。
イイ感じに酔っぱらったところで、伊勢丹へGO!!
小一時間うろついた後、ホテルへ向かうが、既に足がクタクタ状態。
4様と随時連絡をとりつつ、キンコ●ズ前で待ち合わせを約束し、東銀座に向かうと
「本日は祭日なので、A2サイズの出力はできません。」
という、予想もしなかったショップのお兄さんの言葉にLとH野さんは呆然。
「田町店ならできます。」
と教えられたが、ココでナゼかLとH野さんとが揃って「田町」を「田無」と勘違い。
「そんな遠くまで行けないよ!!」
シャウトして、キン●ーズの前でヤンキー座り(何故!?)をして4様を待つことに・・・。
4様登場&「田町に行く。」というオトコマエな鶴の一声で
「ヘイタクシー!!」
3人で田町まで行く間に、H野さんが夜のお店に電話して
「スイマセン。30分遅れます。」
という本日2度目の連絡を入れ、キ●コーズに無事到着。
出力見本に4様がOKを出したので、明朝7時に引き取りというコトで、出力を依頼。

19時、再び銀座へ戻って、スペイン料理店で、本日のメインイベントである“前夜祭-打ち上げ-”を開始。
Lの第一声は
「スイマセン、辛口の泡1本お願いします。」
H野さんは
「前菜の盛り合わせとサラダ。ココのお料理は量が多いから取り敢えずコレで様子をみましょう。」
4様は
「チーズ食べたい。」
・・・バラバラやんけ!!
頼んだ泡が
「スイマセン、本日はもう在庫がございません。」と言われて、仕方なく、倍の値段(ココ重要)のシャンパンを頼む。
ソコでようやく
「かんぱーい!!」
「お疲れ様です!!」
「モエはハズレがないね~。」
云々。
この時点で既に各方面から
「アンタ達飲み過ぎ」とか
「アタシも混ぜてぇ~」とか
メールが各々に届いていたので、それに対して嫌がらせ的に、美味しい料理やら酒やらの写真を貼付して
「羨ましかろう!!」というメールを返信。
後はサバトと化し
・ほんだしは邪道か
・WJは堕落したか
・今後の鰤に対する展望
・来年の今頃にPART2を出せないか
等、尽きせぬ議題を語る。
途中、メニューにはないのに4様が「パスタが食べたい」
と言い出したので、お店のお兄さんに「なんとかしてくれ」
と頼んで、厨房と相談させる。
「アンチョビとキャベツのパスタでどうでしょう?」
という問いかけに
「きゃべついいッスねっ!!」
と、4様がシャウトしたのが印象的でした。
トータルで4本空けたところでようやくにお開きとなる。

24時。
お店を出るとき、厨房を含めたスタッフのお兄さん達の目が全員微妙に優しげで、“可哀想な子達”を見るような視線だったのが気になった。
さて、店を出て、新鮮なエアーを吸ったところで、既に
・4様は一人で帰せないほどに泥酔
・H野さんはリ●ースを訴え
・正気なのはLのみ
という状況下で、歩いて10分の距離のホテルへ
「ヘイタクシー!!」
H野さんと4様をシートに押し込んで発進。
幸い、フロントを通らずに直接、部屋へ行けるタイプの作りだったので、3人で部屋になだれ込み・・・。
H野さんはバスルームへ直行。
4様はベッドへ直行。
というワケで、初日は結局、3人でお泊まりをしたのでした。
因みにLと4様が一緒のベッドで寝たのですが、4様は良い香りのする(笑)素敵な女の子でした。

そして夜が更け、イベント当日へと至るのであった。

いつだってそうなのだが、拾ってきた犬でも猫でも、最初は構うがすぐに飽きてしまうのは白の悪い癖だ。
拾われてきた身にとっては、九番隊隊舎の隅でのんびり餌を待っていられるのは、幸せなのかも知れないが。
今回は拳西が連れ帰ると決めた。
重大な現場を目撃している以上、魂魄を狙われる危険があると察したからで、決めた以上、拳西は事件が解決するまでは、手元におくつもりでいる。

日付が変わる頃、そっと襖が開閉され、もぞもぞと布団に入ってくる小さな体温。
拳西からみれば、霊圧も低い上に、そもそも殺気がないので、好きにさせていたら、毎晩のように寝床に潜り込んでくるようになった。
コレが本当に犬や猫なら、庭先に放り出すところだが、人間の子供となると、そうもいかない。
子供の体温は高い。
いつのまにかつられるように、身体が温かくなっていくのを感じる。
それは一時の、小さな安らぎになりつつあった。

九番隊の上級席官達は、拳西の氏をそのままに、「六車」と名乗っていて、九番隊では六車の班に入ることを目標にしている死神達も多い。
隊長の拳西からして、十一番隊の隊長と向こうをはるような荒っぽい気性で、六車達をはじめとして九番隊の隊士達は武を誇る気風があるが、動物や女子供には優しく、無体な真似はしない。
流魂街から連れ帰った子供は、たちまちの内に九番隊の飼い猫になった。
少々甘えん坊だが、愛想がいいし、隊士達の言うことを素直に聞いて、隊務の邪魔は決してしないので、可愛がられるのも当然といえるかもしれない。
特に六車達がこぞって可愛がっていて、手の空いている者が、読み書きを教えたり、竹刀を持たせたりしているので、霊圧が高まってきている。
この先の身の振り方をどうするか、拾ってきた以上、拳西は責任を持つつもりだ。

(もう少し育ったら、統学院に行かせるか・・・。)

己の胸に身体を預け、すやすやと寝息を立てている、小さな少年の行く末を思案しつつ、拳西もまた、眠りについた。

***

in the BATHROOM

キャッキャと声を上げて、九番隊奥向きに設えられた、広い内湯であひる隊長を無邪気に追いかけ回している子供を、湯船に浸かりながら、ぼんやりと眺める。
はしゃぎ回っている小さな身体を、六車の一人が捕まえて、髪や身体を洗った後、拳西の元へ促した。
チャプチャプと音をたてて、あひる隊長に波を送っている姿を前に、フト思いついた疑問を口にする。

「オマエ、なんで毎晩俺のところに来るんだ?」
「だって・・・、白は暴れるし、寝言が煩いんだもん。」
「・・・。」
「それに・・・。」
「あン?」
「・・・、チンチンいじられるの・・・、恥ずかしい。」
「・・・ましろおぉぉぉぉー!!」

***
この位なら許されるよね?
ショタじゃないよね??

「H野さんが微妙発言をしているので、当日、売り子がL一人だったらどうしよう・・・。」とか
なんか、色々心配事がありすぎて、WJを楽しむどころの騒ぎじゃない。
初売りの感動への期待よりも、不安の方が大きい。
L自身の体調も未だ万全とは言い難いし。
一人だったらどうしよう。
一人で売り子したコトない・・・。

***
そしてLは
様々なストレスから逃れるために妄想に走るのですが・・・。
なんかね。
「犬に片想いしてる先輩in学パラ」がマイブームで
一護も犬のコトが好きでラヴトライアングル!!
犬はどっちの気持ちにも全然気づかない。
犬は愛が溢れてるから?
二人とも手がかかるが可愛いと思っている。
「しょーがねぇなぁ・・・。」とか言いつつ面倒見の良さを発揮。
因みにイヅルは学校の先生と不倫中(笑)。

あとは保育士の犬と仔先輩(概念矛盾だな←笑)とか。
「てめぇ、くだらねぇ失敗しやがって。拘流の遮断くれぇ、初歩中の初歩の仕事だろぉーが!!」
「菓子ばっか喰ってて、気が利かねぇからだろ。」
「通信技術開発局のお荷物だからな。」

散々な言葉を浴びせられて

「ス・・イ・・・マセン・・・。うっ・・・。」

リンの瞳から涙がこぼれ落ちる。
拘流遮断の申請を受けて、確かにシステムを作動させたのだ。
けれども、拘流は遮断されず、そればかりか任務中に断界に拘突が現れ、危険に晒された三番隊からは抗議が寄せられていて、結局はリンのミスだと片づけられそうだ。

(ちゃんと仕事をしたハズなのに・・・。)     

高い評価を求めているワケではない。
けれども、当たり前の業務すらこなすことが出来ないと、誹られるのは辛い。
頬を涙が伝い、足下に落ちる瞬間

「まぁ、待て。本当に壷蔵のせいばかりとは言えねぇダロ?」

阿近がリンと、他の局員との間に入った。

「ナンダヨ阿近。リンを庇うのか?」

鵯洲はイライラした調子で、飛び出しがちな目玉を更に剥いている。
他の局員達も、冷たい雰囲気だ。
己の不手際ならば仕方のないことだと、リン自身も納得はしている。
“変わり者の集まり”
と称される技術開発局だが
“頭脳集団”
としての誉れも高い。
知識・研究・頭脳・技術
それぞれの分野での、際を競い合っているのだから、三番隊からの抗議は、技局全体への侮辱であると捉えている向きもあるのだ。

「コイツを吊し上げたって、拘流遮断の失態を帳消しに出来るワケじゃねぇダロうが?それより、使えない新人でも完璧に仕事ができるように、システムの再構成を考える方が、建設的だろ。」

阿近の言葉に、その場の雰囲気が落ち着きを見せた。

「いいか?基本的にはだ、俺たちが開発する最新技術を使うのは、死神達だぞ。死神の全員が、俺たちと同じ頭脳や技術を持ってるとは、オマエらだって思ってねぇだろ?そのへんも考えながら・・・仕事しろ。」

そう言うと、懐から煙草を取り出し火を付けると、深く吸い込み、長く吐き出した。
ソレを潮に、その場の全員が、ガヤガヤとし始める。

これ以上、どう簡単にするンだ?
でも、あたし達に使えるからって、死神が使えるワケじゃないっていうのは、確かよねぇ。

三々五々、言い合いながら、解散していく。
全員が持ち場に戻り、その場にリンと阿近だけになった。
リンが、背の高い白い背中を涙目で見つめていると、振り返り

「原因を今日中に報告しろ。」

それだけ言って、阿近もリンの前を去っていった。

目を合わせることは、できなかった。

***

今日中と言われたが、明け方まで何度も、システムの再検索をし、再機動をし、ついには再設定迄したのだが、結局、原因は分からなかった。
それでも、全くナニも報告しないわけにはいかないし、24時間365日、仕事をしていると言われている阿近だから、もしかしたら起きているかもしれないと思い、副局長室へと足をのばす。
ノックをしようとして、聞こえてきた声に、手が止まる。
艶めかしい衣擦れの音と
笑い声と

「三番隊の隊士の皆さんはぁ、重傷者ナシですぅ。」
「そうか。」

シポッ

煙草に火を付ける音がして

「寝煙草はぁ、危ないですよぉ。」

おっとりとたしなめる声に

「この一服が、たまらなく美味ぇんだ。」

自分には向けられることのついぞナイ、優しい声。
阿近の愛人が、在室しているのを知る。

「拘流を遮断したのに、拘突まで現れたんですよねぇ?そんなコトって、あるんですかぁ?」

のんびりとした問いに

「ああ。拘流は自然発生するもんだから、俺達はソレを制御するべく、システムを開発したが、その中で拘突を呼び寄せようと思えば、できないこともない。」

そう言った後、しばし沈黙があり

「・・・嫌なカンジがするな。誰かがシステムに干渉してるのか・・・。」

阿近が唸るように呟いた。
その後は会話がとぎれていたから、リンはそっとその場を立ち去ろうと、背を向けたところで

「どうした?ナニ見てる?」

阿近の声に、去りかけた足が止まる。

「ウフフ。見惚れてるんですぅ。」
「・・・俺をか?」
「はい。知的な横顔がぁ、素敵でぇ、惚れ惚れしてましたぁ。」
「オマエなぁ・・・。もう寝ろ!!」

どうやら照れているようだ。

「はぁい。」

ソレを機に、リンはノロノロと、足を踏み出す。

瞳からこぼれ落ちる雫を、拭うこともせずに。
Photo by RainDrop
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