人生のためになる言葉があったりなかったり。
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取り敢えず入稿はしたけど
オイラは絵師ではないので
カラー頁に関して
絶対に電話がかかってくる気がする。
何て答えていいのかわからんお(涙)。
***
ところで
オイラ、3D体験をしました。
「バイオハザード4 アフターライフ」
観てきました。
いいねっ?!
3D。
でも、途中でクラッと来たのは、やっぱりリアル過ぎるからなのかな?
***
オイラは絵師ではないので
カラー頁に関して
絶対に電話がかかってくる気がする。
何て答えていいのかわからんお(涙)。
***
ところで
オイラ、3D体験をしました。
「バイオハザード4 アフターライフ」
観てきました。
いいねっ?!
3D。
でも、途中でクラッと来たのは、やっぱりリアル過ぎるからなのかな?
***
***
「よぉ、アシタバ。辞書とノート貸して」
背中から抱きつかれて、振り返ろうとすると、頬を寄せられて、手が伸びてきた。
「藤くん、また辞書忘れてきたの?」
いつものことなのだが、確認すると
「入れたつもりなんだけどなー」
理由になってるンだかどうなんだか、曖昧な答えが返ってくる。
本好くんが美作くんに、辞書とノートを貸すのと、ボクが藤くんに辞書とノートを貸すのは、中学時代からの恒例行事みたいになっている。
「おっ、良いモン飲んでるな」
ボクの手元にあった清涼飲料を、断りもなく取り上げて、口を付けると
「あー、かったりーなぁ。マジ、眠い。昼飯、屋上な」
そう言って、来たとき同様、唐突に、自分のクラスへと去っていった。
「あのね、アシタバくん、藤くんと仲がいいの?」
席替えで、今日から隣の席の女の子が話しかけてきた。
「うん、同じ中学出身なんだ」
「そうなんだ。藤君の趣味とか彼女とか…そういうの?聞いてもいい?」
「う~ん。藤くんは昼寝が趣味だよ。彼女は…」
ここでボクは一旦間を置く。
まるで何かの宣告を待つかのような、縋り付くような視線に
「…いないと思うよ」
そう答えると、笑顔が返ってきた。
(彼女はいないけど、彼氏は居るって、言うべきなのかなぁ?)
ボクと藤くんは、親しいどころの騒ぎじゃない。
中学2年生の夏休み明けくらいから、ほぼ毎日、ヤりまくってる仲だ。
コンドームとローション持参で遊びに来た、藤くんにまんまと、押し倒されてしまって以来。
(ズルイよな)
ボクは自分がズルイのを自覚している。
容姿も成績も中程度。
有名料亭を経営する、美形一家の次男である藤くんとは、釣り合わないと思われてるのを知ってるけど、そのへんは藤君が気にしてないなら、それでいいと思っている。
だって、ボクの周りの人達は個性的すぎるから、いちいち気にしてられない。
関係を持っていることすら、藤くんのせいにしている。
というか、後ろから抱きついてきたりは、独占欲なんだろうなって思う。
(心配しなくても、ボク、全然もてないのに)
「また、藤は忘れ物?」
本好が、声をかけてくる。
「うん、もう、ホント、忘れ物大王だよね」
苦笑しながら、視線を合わせると、深く静かな瞳がそこにある。
(気づいてるんだろうなぁ…)
本好くんは、ボクと藤くんとの関係を知ってると思う。
でも、何も言わないのは、友情なのか、無関心なのか。
(まぁ、本好くんも、キモチワルイくらい美作くんが好きだからなぁ)
ボクは平凡でずるい人間だから、愛情も友情も、知らンぷりをして、日々をすごしているのだ。
(藤くんだって、悪いとは思うけどね?)
あれだけの美形だし、頭だって運動神経だって悪くないのに、二言目には
「メンドくさい」
で、ボクや美作くんを女の子達の楯にしてるンだから。
(藤くんは友達じゃない気がするよ)
友達っていうなら、本好くんだと思う。
美作くんがからまなければ、本好くんは、とても理性的で聡明な人だから。
(あー、ハデス先生が懐かしい)
退屈で平凡な日常を、砕く何かを、求めたくなってもいいだろう?
それにしても、ハデス先生のことを話題にすると、藤くんの機嫌が悪くなるのは、なんでなのかな?
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