人生のためになる言葉があったりなかったり。
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(02/07)
(01/20)
(01/06)
(12/22)
(12/16)
最新TB
ブログ内検索
カウンター
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
毎年この時期だけ、テンプレを変えてみる。
***
***
「おにーちゃん、居るの~?」
いつも通りの水曜日、ベッドでゴロゴロしていたら、部活中のはずの妹が、何故か帰宅した。
アシタバも藤も、素っ裸でベッドにいて、まったりしていた空気が一瞬にして凍る。
トントントントン…。
二階へと上がってくる足音に
「あわわわ…」
アシタバが慌てふためいていると、藤は
「だりぃ…」
そうイイながらも、のっそりとベッドから起きあがり、ボクサーをはき、制服のズボンに足を入れた。
「おにーちゃん、開けるよ」
声がかかり、部屋のドアノブが回るのを見て、アシタバは服を着るのも忘れて、硬直しているが、上半身裸のままで、構わず藤はドアの方へと足を運ぶ。
「おにーちゃ…、キャッ!藤くんっ?!」
「頼子、悪ぃケド、タオル持ってきてくれよ。シャツにコーラ零した」
「あっ?!うんっ!!チョッと待ってて」
頼子は兄の存在を確かめもせず、急いで階下へと降りていった。
「ホラ、今のウチに服着ろよ」
事も無げに藤はそう言うと、オタオタと着替えているアシタバを尻目に、窓を開けた。
「さっ?!寒いよ!藤くん?!」
冷たい秋風がいきなり入り込んできて、身を竦めるアシタバに
「バーカ。匂い、籠もってンだろ」
SEXしていましたとばかりの、特有の匂いを消すための行為を続ける。
コンドームはゴミ箱に捨て、ティッシュを拾い集める。
藤のその行為の一部始終を、アシタバはボケッと眺めていた。
(慣れてるよなぁ…)
もしかしたら、自分以外とも、SEXしているのではないかという疑惑が浮かび上がるが、それを問いつめる権利など、アシタバにあるはずもない。
「藤くん、タオル持って来たよ。」
ドアの外で妹の声が聞こえたのと同時に
「??!」
藤は自分が床に脱ぎ捨てていたシャツに、コーラをぶちまけた。
そして、そのコーラまみれのシャツを手に、再びドアを開けると
「頼子、コレ、水につけてくんねぇ」
汚れたシャツを妹に差し出し
「うんっ!!分かった!」
嬉しそうにソレを、妹が受け取るのを、アシタバは呆然と見ていた。
「ふ、藤くん、何か着た方がいいよ。」
「ああ、何かアシタバから借りる」
「おにーちゃんの服だと、小さいンじゃない?」
「なんとかナンだろ。ソレより、早めに頼む」
促すように、シャツに視線を落とすと
「あっ!ゴメンねっ!!」
また、妹は、階下へと駆け下りていった。
「…藤くん、どうして…」
わざわざ汚れていなかったシャツにコーラをかけたのかと、尋ねようとするアシタバの言葉にかぶせるように
「汚れたって言ったのに、汚れてなかったらオカシイだろ。」
「でも…」
「…あのなぁ。オマエと続けてくのに、頼子とかにバレるわけにいかねぇーンだから、しょーがねー」
「あっ…」
(藤くん、ボクとのこと、結構マジメに考えてくれてるのかな?)
自分との関係が、アシタバの家族にばれないように、気を遣っての行動だったと知って、チョッとだけ胸がキュッンとなる。
「それより、ナンか着るモン」
めんどくさそうに言われて
「あっ!ゴメン!!」
アシタバは急いでクローゼットを開ける。
(藤くんが着られそうなのって…)
アシタバよりもずっと手足が長く、スレンダーだが筋肉の乗った藤の身体に、見合う服を探していると
「あと、床、拭いといてくれよ」
背中に声がかかり、振り返ると、藤はベッドにボフンと音をたてて横たわり
「シャツの汚れなんて、大したことじゃねぇ。小さいコトなんか、気にすン…な…」
呟くようにそう言うと、スウスウと、眠りに入ってしまった。
***
藤は将来、悪いオトコに育って欲しい♪
「おにーちゃん、居るの~?」
いつも通りの水曜日、ベッドでゴロゴロしていたら、部活中のはずの妹が、何故か帰宅した。
アシタバも藤も、素っ裸でベッドにいて、まったりしていた空気が一瞬にして凍る。
トントントントン…。
二階へと上がってくる足音に
「あわわわ…」
アシタバが慌てふためいていると、藤は
「だりぃ…」
そうイイながらも、のっそりとベッドから起きあがり、ボクサーをはき、制服のズボンに足を入れた。
「おにーちゃん、開けるよ」
声がかかり、部屋のドアノブが回るのを見て、アシタバは服を着るのも忘れて、硬直しているが、上半身裸のままで、構わず藤はドアの方へと足を運ぶ。
「おにーちゃ…、キャッ!藤くんっ?!」
「頼子、悪ぃケド、タオル持ってきてくれよ。シャツにコーラ零した」
「あっ?!うんっ!!チョッと待ってて」
頼子は兄の存在を確かめもせず、急いで階下へと降りていった。
「ホラ、今のウチに服着ろよ」
事も無げに藤はそう言うと、オタオタと着替えているアシタバを尻目に、窓を開けた。
「さっ?!寒いよ!藤くん?!」
冷たい秋風がいきなり入り込んできて、身を竦めるアシタバに
「バーカ。匂い、籠もってンだろ」
SEXしていましたとばかりの、特有の匂いを消すための行為を続ける。
コンドームはゴミ箱に捨て、ティッシュを拾い集める。
藤のその行為の一部始終を、アシタバはボケッと眺めていた。
(慣れてるよなぁ…)
もしかしたら、自分以外とも、SEXしているのではないかという疑惑が浮かび上がるが、それを問いつめる権利など、アシタバにあるはずもない。
「藤くん、タオル持って来たよ。」
ドアの外で妹の声が聞こえたのと同時に
「??!」
藤は自分が床に脱ぎ捨てていたシャツに、コーラをぶちまけた。
そして、そのコーラまみれのシャツを手に、再びドアを開けると
「頼子、コレ、水につけてくんねぇ」
汚れたシャツを妹に差し出し
「うんっ!!分かった!」
嬉しそうにソレを、妹が受け取るのを、アシタバは呆然と見ていた。
「ふ、藤くん、何か着た方がいいよ。」
「ああ、何かアシタバから借りる」
「おにーちゃんの服だと、小さいンじゃない?」
「なんとかナンだろ。ソレより、早めに頼む」
促すように、シャツに視線を落とすと
「あっ!ゴメンねっ!!」
また、妹は、階下へと駆け下りていった。
「…藤くん、どうして…」
わざわざ汚れていなかったシャツにコーラをかけたのかと、尋ねようとするアシタバの言葉にかぶせるように
「汚れたって言ったのに、汚れてなかったらオカシイだろ。」
「でも…」
「…あのなぁ。オマエと続けてくのに、頼子とかにバレるわけにいかねぇーンだから、しょーがねー」
「あっ…」
(藤くん、ボクとのこと、結構マジメに考えてくれてるのかな?)
自分との関係が、アシタバの家族にばれないように、気を遣っての行動だったと知って、チョッとだけ胸がキュッンとなる。
「それより、ナンか着るモン」
めんどくさそうに言われて
「あっ!ゴメン!!」
アシタバは急いでクローゼットを開ける。
(藤くんが着られそうなのって…)
アシタバよりもずっと手足が長く、スレンダーだが筋肉の乗った藤の身体に、見合う服を探していると
「あと、床、拭いといてくれよ」
背中に声がかかり、振り返ると、藤はベッドにボフンと音をたてて横たわり
「シャツの汚れなんて、大したことじゃねぇ。小さいコトなんか、気にすン…な…」
呟くようにそう言うと、スウスウと、眠りに入ってしまった。
***
藤は将来、悪いオトコに育って欲しい♪
PR