人生のためになる言葉があったりなかったり。
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今、オイラの中に
「保健室-」の嵐が吹き荒れている。
凄く長くなりそうだし、オフで出そうかなぁ…。
***
「保健室-」の嵐が吹き荒れている。
凄く長くなりそうだし、オフで出そうかなぁ…。
***
***
高校生になって、もうすぐ最初の冬休みが来る。
冬休みの前には、学期末テストがあるので、中学時代同様、勉強会をすることになるのだろうと思う。
そもそも、この4人が揃って同じ高校に入学できたのは、本好くんの功績によるところで
(まぁ、美作くんのついででなんだろうけど)
ボクや藤くんも、勉強を見て貰った。
(っていうかボク、受験前後の記憶がナイんだよなぁ…)
今もって、よく揃って合格出来たと、不思議な気がする。
「今年も本好ンとこか?」
4人で下校する途中、美作がそういうと
「美ッちゃんなら、いつでも来てくれていいよ。」
という、明らかに偏った発言が返ってきているが、これまた美作が大物なのか、本好の好意を重くは感じないらしい。
(ボクだったら、絶対無理)
本好の美作に対する好意は、既にストーカーの域に達していると言っても、過言ではない。
「だりぃ」
「じゃあ、藤は来なくていいよ」
「行かねぇとは言ってねぇーダロ」
「だから来なくていいって」
美作くんに対する口調とは真逆の、冷たい態度と言葉に、一緒に居るボクが居たたまれず
「あのっ!ねっ?!みんなで勉強しようよ」
仲裁に入ると
「そう?」
本好はあっけなく引き下がった。
藤は不満そうに、口をとがらせ
「オマエ、アシタバには親切だよな」
本好を睨んでいる。
「俺は概ね親切だけど?」
「じゃあ、俺にも親切にしろよ」
「イヤだね」
険悪な雰囲気が再燃するので
「ちょっ…、美作くん。何か言ってよ」
美作の制服の袖を引っ張ると
「んー?あの二人はいっつもあんな感じだろ。気にすんな。ところで俺はダッフルコート派なんだけど、オマエは?」
という、大物なのか無頓着なのか
「短めのダッフルコートから生足が出てるのって、エロいよな~」
(今、女の子のコートの話じゃないよっ?!)
全然関係ない話題を振ってくる。
その間にも、藤くんと本好くんはヒートアップしていて
「藤はもう少し遠慮って言葉の意味を考えた方がいいんじゃない?」
「はぁ?意味わかんねぇこと言ってンじゃねーよ」
(あわわわわ…)
ボクがヒヤヒヤしていると
「アシタバくん。」
突然、本好に声をかけられて
「えっ?!なにっ??!」
「アシタバくん。イヤなものはイヤだって、言っていいんだよ。」
「はっ?!」
「ハッキリ言わなきゃ、無神経な藤にはわからないんだから」
「…」
そう言われても、そもそも話の流れがまったく掴めなくて、背の高い藤と本好に見下ろされる形でアシタバが困惑していると
「本好、てめぇ、根性悪。余計な口出ししてんじゃねーよ」
藤くんが恐い目になってきた。
すると唐突に
「取り敢えずマック行くか」
美作が、そう言い出し
「そうだね」
先ほどまでの険悪な雰囲気は何処へやら、本好は優しい声で返事をし、美作の隣に並んだ。
無言でアシタバと並んで歩いている、藤をチラリと見上げると、視線が出くわした。
(えっ?!何でボクを睨むのかなっ?!)
不機嫌そうな様子で睨まれて、アシタバは鞄を両手で抱きしめて、肩を竦めた。
***
男子高校生の日常を書くのが楽しくて仕方がない!!
高校生になって、もうすぐ最初の冬休みが来る。
冬休みの前には、学期末テストがあるので、中学時代同様、勉強会をすることになるのだろうと思う。
そもそも、この4人が揃って同じ高校に入学できたのは、本好くんの功績によるところで
(まぁ、美作くんのついででなんだろうけど)
ボクや藤くんも、勉強を見て貰った。
(っていうかボク、受験前後の記憶がナイんだよなぁ…)
今もって、よく揃って合格出来たと、不思議な気がする。
「今年も本好ンとこか?」
4人で下校する途中、美作がそういうと
「美ッちゃんなら、いつでも来てくれていいよ。」
という、明らかに偏った発言が返ってきているが、これまた美作が大物なのか、本好の好意を重くは感じないらしい。
(ボクだったら、絶対無理)
本好の美作に対する好意は、既にストーカーの域に達していると言っても、過言ではない。
「だりぃ」
「じゃあ、藤は来なくていいよ」
「行かねぇとは言ってねぇーダロ」
「だから来なくていいって」
美作くんに対する口調とは真逆の、冷たい態度と言葉に、一緒に居るボクが居たたまれず
「あのっ!ねっ?!みんなで勉強しようよ」
仲裁に入ると
「そう?」
本好はあっけなく引き下がった。
藤は不満そうに、口をとがらせ
「オマエ、アシタバには親切だよな」
本好を睨んでいる。
「俺は概ね親切だけど?」
「じゃあ、俺にも親切にしろよ」
「イヤだね」
険悪な雰囲気が再燃するので
「ちょっ…、美作くん。何か言ってよ」
美作の制服の袖を引っ張ると
「んー?あの二人はいっつもあんな感じだろ。気にすんな。ところで俺はダッフルコート派なんだけど、オマエは?」
という、大物なのか無頓着なのか
「短めのダッフルコートから生足が出てるのって、エロいよな~」
(今、女の子のコートの話じゃないよっ?!)
全然関係ない話題を振ってくる。
その間にも、藤くんと本好くんはヒートアップしていて
「藤はもう少し遠慮って言葉の意味を考えた方がいいんじゃない?」
「はぁ?意味わかんねぇこと言ってンじゃねーよ」
(あわわわわ…)
ボクがヒヤヒヤしていると
「アシタバくん。」
突然、本好に声をかけられて
「えっ?!なにっ??!」
「アシタバくん。イヤなものはイヤだって、言っていいんだよ。」
「はっ?!」
「ハッキリ言わなきゃ、無神経な藤にはわからないんだから」
「…」
そう言われても、そもそも話の流れがまったく掴めなくて、背の高い藤と本好に見下ろされる形でアシタバが困惑していると
「本好、てめぇ、根性悪。余計な口出ししてんじゃねーよ」
藤くんが恐い目になってきた。
すると唐突に
「取り敢えずマック行くか」
美作が、そう言い出し
「そうだね」
先ほどまでの険悪な雰囲気は何処へやら、本好は優しい声で返事をし、美作の隣に並んだ。
無言でアシタバと並んで歩いている、藤をチラリと見上げると、視線が出くわした。
(えっ?!何でボクを睨むのかなっ?!)
不機嫌そうな様子で睨まれて、アシタバは鞄を両手で抱きしめて、肩を竦めた。
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男子高校生の日常を書くのが楽しくて仕方がない!!
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