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人生のためになる言葉があったりなかったり。
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WJを抱えて上京することになるだろう…。

***

***

待ち合わせをする時、相手を見つけるのが苦手なのだが、藤だけは簡単に見つけられる。
人の視線の先に居るのが藤だからだ。

「昼に駅前の噴水ンとこな」
大雑把な約束で、律儀なアシタバは早めに行ったつもりだったが、藤の方が早かったらしい。
(アレ…?)
スーツを着た男性が、藤に声をかけ、その手に名刺を押しつけているのが見えた。
(また、スカウトかぁ)
渋谷区あたりなら珍しくもない光景なのだろうが、駅前とはいえこんな下町で、スカウトの目に止まること自体が、驚きのハズだが、アシタバはもう慣れっこだ。
というか、藤が渋谷のスクランブル交差点を歩いていたら、スカウトがゾンビみたいに押し寄せてくるだろう。
ボケッと遠巻きに眺めていると、アシタバの視線に気づいたのか、藤の方で、近寄って来た。
「声かけろよ」
少々機嫌が悪そうな口調に
「ゴメン。でも、話中みたいだったから…」
アシタバは萎縮してしまう。
中学生時代から、藤の美形を見慣れてしまっていて、目がハートになったりはしないけれど、やはり、それでも、慣れたようで慣れないような、隣を歩くのが自分でいいのかと、ソワソワするが、当の藤はといえば
「眠い」
「だりぃ」
と、相変わらずの怠惰ぶりだ。

その面倒くさがりの藤と、待ち合わせたのは、アシタバの妹が口にした
「常伏のデートコースが乗ってるよ?!」
の言葉が切っ掛けだった。
末っ子のせいなのか、藤はアシタバの妹達をそれなりに可愛がっていて
「藤くん!藤くん!!」
懐いてくる妹達を、それほど邪険にもせずにいる。
その時も、頼子が見ていた雑誌の特集記事を見せられていた。
(まぁ、藤くん的には、最大限なんだろうなぁ…)
藤の女嫌いは筋金入りで、渡された手紙をそのまま教室のゴミ箱に捨てるような態度なのだが、告白してくる女子は後を絶たない。
出来れば生涯、ずっと寝ていたい藤が、アシタバとデートする気になったのは
(何かの奇跡?えっ?!もしかして、病魔??ハデス先生に連絡した方がいいのかな?!!)
ぐらいの驚きなのだが。

***
BLは
boy's Loveの略じゃなく
boy's Lifeの略だと思う。
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